「旅」と「生き方」をつなげる一冊

TABIPPOから、
「旅」と「生き方」をつなげる
まったく新しい旅の本が
リリースされます。

「旅を学ぶ、旅から学ぶ」旅大学の
1周年記念本でもあり、
『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』の著者四角大輔さんと一緒につくった一冊です。

The Journey=原体験の旅

「自分だけの生き方をつくる」ために
今、「旅に出よう」。

四角大輔からのメッセージ

ぼくの人生を無意識にデザインしてくれたのは“原体験としての旅”だった

今ぼくはニュージーランドにある湖の畔でこの原稿を書いている。ここは、35 年近い年月の「旅」の果てに見つけ出した人生の目的地半自給自足の“森の生活”をベースに、何日もかけて徒歩旅行で大自然の奥へ入っていく“冒険生活”、世界中の都市を駆け巡る〝移動生活〟を送っている。

この「自分だけの生き方」を、無意識にデザインしてくれていた「原体験としての旅」だった。目をつぶれば今でも鮮明に思い出せるのは、小学生の時に自転車で通ったある湖のそばにいるときの言葉にできない、圧倒的なワクワク感。

そして未だ、それよりも衝撃的な体験はない。

旅に出て、正しく狂い、
“自分だけの生き方”を手にせよ

小学生時代、家からふたつほど峠を越えた先の山の上にある森に囲まれた小さな湖へ、2時間近くかけて自転車で通った旅。ぼくの人生が正しく狂いはじめたのは、この旅を始めた小学校高学年のころ。

この「自分だけの生き方」を手にできたのは、間違いなくあの「原体験の旅」があったから。「あの衝動こそが人生最高の瞬間」であることを忘れず、あのワクワク感を超える体験だけを求め続けてきただけなんだ。

これこそが、 ぼくが他人基準に縛られず自由であり続けられる真の理由だ。ぼくと同じように、君の中にもそんな原体験が眠ってはいないだろうか?

小さいころの記憶を
さかのぼってみよう
見つからないなら、今すぐ旅に出てみよう

強烈な原体験は人を支え“、半自動的”に人生を正しくデザインしてくれる。 原体験をもとに人生の旅ができる人は、不要な世間体や社会重圧から自分を解放でき、シンプルに生きられる。

旅って便利で、「だれにでもできる」「半強制的」に原体験を得られる唯一の方法なんだから。まず小さいころのもっとも古い記憶までさかのぼってみる。そこから今日 までの道のりすべてをたどってみよう。なるべくディティールまで思い出すんだ。そこに、DNAに刻み込まれるほど鮮烈な原体験はないだろうか? きっとあるはずだ。

大きい必要はまったくない、むしろ小さい衝動こそ本物であることが多い。万が一、見つからないのであれば、今からでも遅くない。すぐにでも旅に出てほしい。

旅に出て、
本当に“人生は変わる”のか?

本書は、あらゆる性別、年齢、ジャンルの旅人たちの「原体験としての旅」をまとめたものだ。語り口調や堅めの文語体だったり、対談や鼎談方式だっ たり、形態はフリースタイル。

それは、ぼくらが伝えたい本質的なメッセー ジを抽出するために、形にとらわれないようにしたためである。このあと怒濤のごとく登場する、超オリジナルワンな旅人たちの原体験の旅の物語にどっぷり浸かっていただきながら、バーチャルトリップに出てもらいたい。

そして読み進めてもらいながら、あなたに眠る原体験をぜひ再起動させてほしい。「旅に出て、本当に人生は変わるのか? 」。この本を最後まで読んでいただければ必ず、この難しい問いに答えられるようになるはずだ。

また本の途中で、巻末で会いしましょう。
では、いい旅を。

「原体験としての旅」の可能性を知るための2つのコンテンツ

さまざまな性別、年齢、職業の旅人 10 人に書いてもらった「原体験の旅」のエピソード

ロールモデルとして、ゲイ、美容師、起業家、先生など10人の旅人の旅行記を掲載。ピースボートの旅に出て、初めて「自分がゲイであること」をカミングアウトできた男性。

自分探しの旅に出て、本当の自分のやりたいことを見つけ、起業した若者 …などなど、ジャンルレスな10人の旅の記録を掲載しました。

4人の一流アーティストとの
特別対談

四角大輔、あるいはTABIPPO 代表の清水直哉が、「原体験としての旅」 を持つ4人の一流アーティスト(表現者)と対談。

情熱大陸出演!「山川咲(株式会社CRAZY・CRAZY WEDDING創設者)」、旅人のカリスマ「高橋歩(自由人)」、ライフスタイルプロデューサー「村上萌(NEXTWEEKEND代表)」、キングコング「西野亮廣(芸人/絵本作家)」。

旅とは何か? 旅と人生はどうつながっているのか?それぞれの答えを提示してくれています。

本の中身を少しだけ

NHKディレクター/倉崎憲

ゾクゾクする生き方を見つけた旅。
決められた毎日は退屈だ。
学校建設のボランティア→世界一周→N.Y.の映像学校を経て、映像監督の道へ。

日常につまらないと感じるようになったときが、 旅に出るサイン。走れ。退屈に追いつかれない速さで。

救命救急医/中島侑子

医者としての 「弱さ」と「強さ」を知れた旅。「医者」としての人生に迷いが生まれた初めての一人旅から、「医者」としての自信を失った 3 年間の世界一周。

「救命救急医」という目標をくれたのも、また旅でした。 旅をするたびに生まれる葛藤があったからこそ、 私は、自分の人生を甘やかさずにすんだのだと思う。

清水直哉×山川咲(株式会社CRAZY・CRAZY WEDDING創設者)

本当の自分を取り戻したオーストラリアへの一人旅。会社を辞め、藁をも掴む思いで出た一人旅。自分の人生にとことん向き合い、本当の自分を取り戻したあの旅が、私の人生を変えた。

旅に出て、小さな失敗と挑戦を繰り返しながら、自分の人生と向き合ってほしい。そうすれば、旅で人生を変えるチャンスは、だれにだって訪れるから。

四角大輔×西野亮廣(おもしろ絵本作家・キングコング)

肩書きを捨て、「芸能界」という世界の外に出る旅。超ドキドキする大冒険を1回でも経験すると、もっと挑戦したくなる。

失敗なんて怖くないですよ。だって失敗は、全部ネタにできるから。今、生きている世界の外に出た方が絶対にいい。 無茶して、挑戦したあとには、たまらない興奮があるから。

失敗しても、人は過去を変えることができるから。

あなたはどんな旅をしてみたい?

自分の「仕事」の本当の可能性を知れた旅

「やめる」という決断が、未来を突き動かした旅

「やりたいこと」がやれる、その幸せに気づけた旅

何かに挑戦する「ハードル」を下げることができた旅

医者としての「弱さ」と「強さ」を知れた旅

いくつもの夢が生まれ変わって自分の「軸」ができた旅

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