Aloha!ハワイに行きたくて仕方がないちゅうやん(@misakiki623)です。
ついに、大大大人気の「365日 絶景本シリーズ」の第三弾、「365日 ハワイ一周 絶景の旅」が完成しました!
監修は最近一緒にお仕事をさせていただいているハワイ州観光局。
365日 ハワイ一周 絶景の旅
編 者:TABIPPO
監 修:ハワイ州観光局(HTJ)
出版社:いろは出版
価 格:3,400円(税抜)
全国の主要書店、オンラインショップにて発売中!
ハワイはカップルや家族と行くリゾートのイメージが強いですが、離島では手つかずの自然が残っていたり、古くからの伝統が受け継がれていたりと、まだまだ多くの誰も知らないハワイが存在しています。
そんなハワイの魅力を若い人にも知ってもらい、もっとPRしていこうということでVR映像を制作、大規模な市場調査を行ったりと、ハワイ州観光局とタイアップし若者に向けてのプロモーションを行ってきました。そして、大人気の「365日絶景シリーズ」のハワイ版を作ってしまおう!
ということで一緒に制作がスタートしていきました。
今回は、書籍の制作も落ち着いたので完成するまでの186日を振り返りたいと思います。(長くなるけど読んで欲しい)
いい意味で覆されたハワイのイメージ
photo by ハワイ州観光局
正直私はハワイのイメージはリゾート地だし、ビーチでまったりしてパンケーキ食べてアラモアナショッピングセンターで買い物やん?って思ってました。
でも、実際はそうじゃなかった。
そびえ立つような絶壁、ナパリコースト、手が届きそうなマウナケアの星空、毎日違う顔を見せてくれるサンセットの美しいグラデーション、ハワイには五感を揺さぶるような絶景が数多く存在するんです。
制作過程で知れば知るほどハワイの魅力にはまっていきました。
制作過程の流れ
今回の書籍制作の流れを簡単にお話しすると
①写真募集→②365ヵ所の場所を決定→③写真を確定させる→④テキストを作成する→⑤地図を作成する→⑥校閲作業→⑦入稿と校正の繰り返し→⑧製本
こう書くと簡単そうに見えますが・・・
①応募の写真は圧倒的にオアフ島が多い
オアフ島に訪れる方が多いので、写真応募はオアフ島・ハワイ島がほとんどでした。ラナイ島、モロカイ島の写真が圧倒的に不足していたんです。
②365ヵ所はなかなか決まらない
プロモーションがNGの箇所もあるので、観光局とやり取りを重ねながら慎重に選んでいきます。イベントも実際に開催される日程に当てはめます。
決まった!と思っていても、別名で既に存在していた…という箇所も。
やっと全てが決まったのは4月上旬でした。
③キャッチコピーやテキストも365ヵ所全て考える
テキストは読んでその場所を想像してもらえるように書くことが大切。そして同じ言い回しをしないこと。ビーチが多いので「青い」「エメラルドグリーン」「綺麗」など、ぱっと思いつくような言葉はできるだけ避けて言い回しを考えていきます。
④地図がカオス
巻末に載せる各島の地図をつくっていくのですが、一枚目のハワイ島でもこれだけカオス。
オアフ島は2枚にわたるカオス。数えたらオアフ島の場所だけでも半年分ほどありました。(ヒー!)
これにピンを立てる作業はきっと大変なはず…デザイナーさん泣かせですみません。
⑤校閲作業は全てを疑う
石原さとみさんが主演をつとめたドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」で、「校閲」という仕事にスポットライトが当たりました。
言葉の使い方が正しいのか、事実確認をしたり日本語を調べたり、本当に地味ですごく大変なお仕事です。
TABIPPOには校閲部はありませんが、TABIPPO・いろは出版の出版チーム、そして外部委託をし、最後にはハワイ州観光局の皆様にも確認をいただき、とにかく全てを疑って間違いがないよう見直していきます。
⑥入稿、校正を繰り返す
校閲作業で出てきた修正を反映し、出来上がってきたものをさらに確認と修正を数回繰り返し、最後に写真クレジットの表記を確認します。
⑦校了、製本
校了を迎えるといよいよ製本!6/21(水)にいろは出版に完成品が届きました!
今回の書籍はハワイが大好きな方にもテキストを考えてもらったり、プロダクトメンバー以外にも頼んだりと、より多くの人が制作に携わっています。
制作のおもしろさ
このシリーズの制作って、正直本当に言葉では言い表せないくらいに大変なんです。
でもそれ以上に完成してからの反応が楽しみなんですよね。
土日出社しても、毎日睡眠不足でも、やっぱりこの制作が好きなのはTABIPPOの書籍を通して一歩踏み出す人の背中を押したいから。書籍がきっかけとなり、誰かの夢や目標のきっかけになってほしいから。
実際、私もある一冊がきっかけとなり毎日が変わった一人です。
いろは出版出版事業部の紫芳さんと
書店や雑貨店で、携わってきた商品が並んでいる姿ににやけるのはもちろんのこと、最近ではSNSで買ってくださった方のコメントをよく見かけるようになり、「TABIPPOの本を読んで世界一周を決めた!」「この景色をいつか見に行きたい!」など、たくさんの方からのコメントが制作の力になっています。
そして制作を終えることが目標じゃない。
この本を通して、もっとまだ誰も知らないハワイがあるんだよ!ということを多くの人に知ってもらいたいし、実際に自分の目で見てもらいたいんです。
この本に詰まっているもの
この本にはTABIPPOだけではなく、いろは出版をはじめ写真をご応募いただいた皆さん、そしてハワイ州観光局の方々それぞれの想いがたくさん詰まっています。
書籍は日本だけではなく、ハワイの現地いる方にも届けられる事も決定しています。
「こんな景色がハワイにあったんだ!」「次に行く時はここにも行ってみよう!」「イメージが変わった!」そう感じてもらえる本だと自信を持ってお伝えすることができます。
タイミングよく、ハワイ行きの航空券がセールを行なっていたのでつい買ってしまいました!
私だけの絶景を探しに行ってこようと思います。
これぞ本当の「ごほうび、ハワイ。」
最後に、この本の制作にご協力いただいたハワイ州観光局の皆様、現地の皆様、写真をご応募いただいた皆様、いろは出版の皆様、そしてTABIPPOメンバーにたくさんのMahalo(ありがとう)を贈りたいと思います。